大森町 梅屋敷の片桐医院|内視鏡検査 高血圧 がん検診 特定健診
SAS外来
-睡眠時無呼吸症候群-
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、眠っている間に呼吸が止まってしまう病気です。
自分では自覚しにくい病気のため、まわりの方から指摘されて初めて自覚する方が多く、潜在的な患者さんはもっと多いと推定されています。
次のような症状を指摘されたり、
自覚したことはありませんか?
眠っているとき
- 大きないびきをかく
- 息が急に止まったままになる
- 呼吸が乱れる
- 息が苦しくて、ハッと目が覚める
- 何度も目が覚める
- 寝汗をかく
日中、起きている時
- すぐにウトウトと居眠りをしてしまう
- 記憶力や集中力が低下する
- 体を動かすときに息切れする
- 常に疲れている感じがする
こんな方は要注意!
SASになりやすい方
睡眠時無呼吸症候群は、生活習慣に大きく関わっています。
下記の項目に複数当てはまる方はご注意ください。
- タバコを吸っている方
- 飲酒の頻度が高い方
- 太り気味の方
- 高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)を指摘されている方
- 首が短い方
- 首の脂肪が多い方
- 下あごが小さい方
- 歯並びが悪い方
睡眠時無呼吸症候群
セルフチェック!
- 毎晩大きないびきをかきますか?
- 「睡眠中に呼吸が止まっていた」と指摘されたことがありますか?
- 昼間、眠くなることがありますか?
- 居眠り運転をしそうになったり、会議中にうとうとしてしまうことがよくありますか?
- 朝起きたとき、寝たはずなのに疲れが残っている感じや頭重間・頭痛がありますか?
- 若い頃より体重が増えて顔つきが変わったと言われますか?
- メタボリックシンドロームの傾向はありますか?
睡眠時無呼吸症候群はなぜ怖い?
睡眠時無呼吸症候群の方は、睡眠を取っているにもかかわらず十分疲れがとれなかったり、日中でも強い睡魔に襲われたりと、それだけでも日常生活に影響が出ます。
さらに無呼吸や低呼吸を繰り返すと、体に十分な酸素が行き渡らなくなりますので、体中の臓器が酸素不足になり、結果、「脳梗塞」、「脳出血」のような病気につながってしまう場合があります。
健康な人と比較して1.5倍~4倍の倍率で重大な病気を発生するといわれています
- 糖尿病 :1.5倍
- 高血圧 :2倍M
- 虚血性心疾患:3倍
- 脳血管疾患:4倍
気になる症状がある方は、
まずは医療機関に受診してください
睡眠時無呼吸症候群は睡眠時に起こるため、なかなかご自身は気付きにくい病気です。
大きな病気につながらなくても、日中にうとうとと居眠りをしてしまうと、交通事故や仕事の効率や質の低下など、日常生活への影響も少なくありません。
当院では連携先病院である東邦大学医療センター大森病院へご紹介が可能ですので、気になる症状のある方はご相談ください。